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手放しづらい土地は『相続土地国庫帰属制度』で解決できる?
2024-06-26
令和5年4月27日に施行された相続土地国庫帰属制度(相続等により取得した土地所有権の国庫への帰属に関する法律)をご存知でしょうか?相続土地国庫帰属制度は、相続により取得した土地を国に引き渡すことができる制度で、使い道がなく、管理が困難な土地を国が引き取り、適切に管理することを目的としています。
相続した土地の利用価値の低い場合や遠方にある場合、その維持や管理が大きな負担となり、手放したいと考える方は少なくありません。これまで、相続した土地を手放す方法・活用方法として、以下のような方法がありました。
続きを読む…【相続法改正】遺言で不動産を相続したらすぐに登記しよう
2019-06-07
2018年7月に、相続法改正(民法及び家事事件手続法の一部を改正する法律)が成立しました。
これにより、相続に関するルールが大きく変わります。
すでに、2019年1月13日から「自筆証書遺言の方式を緩和する方策」が施行されており、
2019年7月1日には「配偶者居住権及び配偶者短期居住権の新設」以外の相続法改正が
施行されます。
※
民法及び家事事件手続法の一部を改正する法律と合わせて、
遺言書保管法(法務局における遺言書の保管等に関する法律)も成立しており、
こちらは2020年7月10日に施行されます。
今回は、相続法改正の中でもメディアではあまり取り上げられていない
「相続の効力等に関する見直し」を分かりやすく解説します。 続きを読む…